一般問題
医師国家試験 第113回 問225
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68歳の女性。体重減少と全身怠感を主訴に来院した。 年前から、農作業の あとに顔や手足などの日焼けが周囲の人より目立つことに気付いていた。昨年から 食欲が低下し、体重減少と全身怠感を自覚し、改善しないため受診した。50歳 以降、健診にて胸膜肥厚と肺野の石灰化病変を指摘されている。身長164cm、体 重49kg。体温35.7°C。脈拍64/分、整。血圧98/54mmHg。顔面と四肢、関節伸 側、口腔内に色素沈着を認める。血液所見:赤血球350万、Hb10.8g/dL、Ht32 %、白血球4,200。血液生化学所見:尿素窒素17mg/dL、クレアチニン0.7 mg/dL、血 糖70mg/dL、Na127mEq/L、K5.3mEq/L、Cl94mEq/L。結 核 菌 特異的全血インターフェロンγ遊離測定法ìIGRAí陽性。 この患者で予想される所見はどれか。
正解と解説
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正解 b
副腎の石灰化
全身の色素沈着、低血圧、低ナトリウム血症と高カリウム血症、低血糖傾向から原発性副腎皮質機能低下症(Addison病)が考えられ、IGRA陽性と肺の石灰化病変から結核性が示唆されます。結核による副腎病変では副腎の石灰化や腫大が画像で認められます。原発性であるためACTHは高値、レニン活性は上昇し、コルチゾール分泌は低下します。