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Certia
一般問題

医師国家試験 第113回 問222

222 / 400

65歳の女性。 年前から物の名前や言葉が思い浮かばず、ろれつも回りづらく なり、会話がたどたどしくなってきた。 年前から徐々に右手の動きがぎこちなく なり、ボタン掛けや箸使いが困難になってきた。最近、右手が勝手に動き、自分の 意志では制御できなくなってきたため受診した。意識は清明。身長153cm、体重 43kg。体温36.1°C。脈拍72/分、整。血圧118/68mmHg。改訂長谷川式簡易知 能評価スケール19点 30点満点 、Mini-Mental State ExaminationìMMSEí22点 30点満点 。発語は努力性で非流暢であり、発音も明瞭ではないが、言語理解は 保たれている。右上肢には衣服をまさぐるような動きが断続的にみられ、制止を指 示すると自らの左手で右手を抑制する。右上肢には高度の筋強剛がみられるが、左 上下肢の筋緊張は正常である。筋萎縮や振戦は認めない。四肢の腱反射は正常で、 Babinski徴候を認めない。歩行では右下肢の振り出しに遅れがみられる。頭部 MRIのT1強調冠状断像 別冊No. 10 を別に示す。 最も考えられるのはどれか。

問題の図

正解と解説

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正解 e

大脳皮質基底核変性症別 冊No. 10

非流暢性の発語障害に加え、一側優位の高度な筋強剛と肢節運動失行、他人の手徴候(自分の意志と無関係に動く上肢)を認め、非対称性の大脳皮質萎縮を示すことから大脳皮質基底核変性症が考えられます。左右差の目立つパーキンソニズムと皮質症状の併存が本症の特徴で、Parkinson病では他人の手徴候や高度の失行はみられません。

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