一般問題
医師国家試験 第117回 問279
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22歳の女性。初めて受けた子宮頸がん検診で異常を指摘され受診した。身長 162cm、体重56kg。体温36.5°C。脈拍72/分、整。内診で子宮は正常大で可動性 良好、両側付属器を触知しない。子宮腟部に肉眼的な異常を認めない。経腟超音波 検査で異常を認めない。コルポスコピィで白色上皮を認めたため、同部の狙い組織 診を実施したところ、軽度異形成(子宮頸部上皮内腫瘍)と診断された。 患者への説明として適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 d
「子宮頸部細胞診を半年後に行いましょう」
軽度異形成〈CIN1〉の多くはHPVの一過性感染に伴うもので自然消退が期待できるため、直ちに治療せず細胞診とコルポスコピィによる経過観察を行うのが標準です。半年程度の間隔で子宮頸部細胞診を繰り返し、持続や進行があれば精査・治療を検討します。円錐切除術はCIN3や上皮内癌などが対象で、若年女性では早産リスクの点からも慎重に判断され、HPVワクチンは予防が目的で治療効果はありません。