一般問題
医師国家試験 第120回 問377
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11か月の女児。意識消失と顔面蒼白とを主訴に救急車で搬入された。既往歴に 特記すべきことはない。発育と発達は正常である。手におもちゃをもって遊んでい たところ、3歳の兄が急にそれを取り上げた。児は激しく泣き、呼気のまま呼吸を 停止し、顔面が蒼白となり意識が消失したという。意識は10秒程度で回復し、来 院時は四肢を活発に動かし顔色は良好になっている。体温37.0°C。心拍数128/分、 整。呼吸数28/分。SpO 98%(room air)。 適切な対応はどれか。
正解と解説
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正解 a
経過観察
泣き入りひきつけ(憤怒けいれん)は、激しい啼泣に続いて呼気位で呼吸が止まり、チアノーゼまたは蒼白となって短時間の意識消失をきたす良性の発作で、生後6か月から2歳ごろに多くみられます。数十秒以内に自然回復し発育・発達も正常であれば、経過観察と保護者への説明のみでよく、抗けいれん薬や鎮静薬は不要です。