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Certia
一般問題

歯科医師国家試験 第110回 問160

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63歳の男性。咀嚼困難を主訴として来院した。1か月前に上顎左側のプロビジ ョナルブリッジを近医にて装着したが、すぐに破折し脱離を繰り返すという。肝硬 変による出血傾向(血小板48,000/μL)を認める。初診時の口腔内写真(別冊No. 27 A)とエックス線写真(別冊No. 27B)を別に示す。 咬合の安定のために上顎歯列に対してまず行うべき補綴処置はどれか。1つ選 べ。

問題の図
問題の図

正解と解説

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正解 a

根面被覆型暫間部分床義歯の装着

血小板が5万/μL程度に低下した肝硬変患者では出血傾向が強く、抜歯などの観血的処置はまず避けるべきです。そこで残存歯を抜かずに歯冠部を整えて根面を被覆する暫間部分床義歯を装着すれば、非観血的に咬合高径と咬合支持を回復でき、その後の全身状態に応じて治療方針を検討できます。即時義歯のための抜歯や、破折を繰り返す支台歯へのブリッジ再装着は、出血リスクや力学的条件の面で適切ではありません。

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