一般問題
歯科医師国家試験 第110回 問161
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41歳の男性。顔面の非対称と話しづらいことを主訴として来院した。昨日、起 床時に右側顔面部の異常に気付いたという。初診時の口角挙上時と口唇閉鎖時の顔 貌写真(別冊No. 28)を別に示す。 発音の際に障害される可能性のある音はどれか。2つ選べ。

正解と解説
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正解 a, c
/b/ / /p/
起床時に気づいた一側性の顔面表情筋の麻痺で、口角挙上や口唇閉鎖が障害されていることから末梢性顔面神経麻痺が考えられます。顔面神経が支配する口輪筋の閉鎖不全により、上下の口唇を密着させて破裂させる両唇音の産生が障害されます。/b/と/p/がこれに相当し、/s/や/t/は舌尖と歯・歯槽で構音する舌尖音、/k/は舌後方と軟口蓋による音であるため顔面神経麻痺の直接的な影響を受けにくい音です。