一般問題
歯科医師国家試験 第111回 問72
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40歳の女性。上顎左側犬歯の審美不良を主訴として来院した。白濁部は萌出時 から認められたが、歯冠全体の色調が5年前から変化してきたという。症状はなく 歯髄電気診に生活反応を認める。初診時の口腔内写真(別冊No. 17 を別に示す。 まず行うのはどれか。1つ選べ。

正解と解説
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正解 a
漂白処置
萌出時からの白濁はエナメル質の限局した形成不全や石灰化不全によるもので、これに加えて近年進行した歯冠全体の黄褐色化は加齢や象牙質の変化による着色と考えられます。歯髄が生活反応を示し実質欠損もないため、まずは侵襲の少ない漂白処置で全体の色調を明るくし、その後に残存する白濁の程度を再評価するのが順序です。いきなりコンポジットレジン修復やクラウンを行うのは健全歯質の削除を伴い、最初の選択としては適切ではありません。