薬理
薬剤師国家試験 第103回 問259
259 / 345
71 歳男性。 3 年前に慢性閉塞性動脈硬化症と診断されたが、自覚症状は無 く弾性靴下によるフットケアと運動療法を行っていた。最近、痛みと跛行が出てき たので、薬物療法も実施することとなった。患者は爪白癬治療のためイトラコナ ゾールを服用中である。 前問の選択肢 1 ~ 5 に挙げた薬物の作用機序に関する記述のうち、正しいのはど れか。2つ選べ。
正解と解説
表示する
正解 3, 5
トロンボキサン A の産生を抑制する。2 / 血小板における cAMP の産生を促進する。13
イコサペント酸エチルはトロンボキサンA2の産生を抑制して血小板凝集を抑え、アルプロスタジルはプロスタグランジンE1製剤として血小板内cAMPの産生を促進し血管拡張・抗血小板作用を示す。サルポグレラートはセロトニン5-HT2受容体遮断薬、チクロピジンは血小板cAMP分解抑制によるADP受容体系の抑制であり、それぞれ他の選択肢の記述に対応する。