本文へスキップ
Certia
病態・薬物治療

薬剤師国家試験 第104回 問190

190 / 345

19 歳女性。高校生の頃から、気がつくと授業中に眠っていることがしばしば あったが、夜間に受験勉強に励んでいることが原因と思っていた。大学に入学後 も、授業中に突然眠ってしまったり、夜間に悪夢を見たりした。眠気により食生活 が不規則にもなった。心配になり、友人や家族に相談したところ病院受診を勧めら れた。診察及び検査の結果、ナルコレプシーと診断され、処方 1 及び 2 で 3 ヶ月治 療されたが、症状が改善されないため、処方 1 が処方 3 に変更となった。 (処方 1 ) モダフィニル錠 100 mg 1 回 2 錠( 1 日 2 錠) 1 日 1 回 朝食後 14 日分 (処方 2 ) クロミプラミン塩酸塩錠 25 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 就寝前 14 日分 (処方 3 ) メチルフェニデート塩酸塩錠 10 mg 1 回 2 錠( 1 日 4 錠) 1 日 2 回 朝昼食後 14 日分 本症例に関する病態、検査及び薬物療法に関する記述のうち、正しいのはどれ か。2つ選べ。

正解と解説

表示する
正解 1, 3, 4

睡眠時ポリグラフ検査や反復睡眠潜時検査が、診断に有用である。 / 処方 3 の薬剤は、処方 1 の薬剤より依存性が高い。 / クロミプラミン塩酸塩は、REM 睡眠関連症状の改善のために使用される。

ナルコレプシーの診断には夜間の睡眠時ポリグラフ検査に加え、日中の眠気の程度を客観的に評価する反復睡眠潜時検査が有用である。中枢神経刺激薬であるメチルフェニデートはモダフィニルに比べ依存性のリスクが高いとされ、クロミプラミンは三環系抗うつ薬としてREM睡眠を抑制する作用がありREM睡眠関連症状の改善に用いられる。日中に十分覚醒できていても、規則正しい睡眠習慣や生活リズムの改善は症状管理の基本として推奨される。

AI に聞く

AI のボタンを押すと、問題文と解答を入れたプロンプトをコピーしてから各サービスを開きます。入力欄に自動で入らない場合は貼り付けてください。