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Certia
薬理

薬剤師国家試験 第104回 問253

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79 歳女性。この 3 年間、心不全(NYHA III度)に対して同一の薬剤で薬 物治療を行ってきた。この度、体動時の息切れがひどくなり、精査加療のために入 院となった。検査の結果、体液貯留と浮腫の増悪が認められた。カンファレンスで 薬物治療が再検討され、新たに 1 つの薬剤が追加となった。検討後の処方内容は以 下のとおりである。 (処方) フロセミド錠 40 mg 1 回 2 錠( 1 日 2 錠) スピロノラクトン錠 25 mg 1 回 2 錠( 1 日 2 錠) トルバプタン錠 15 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) ロサルタン K 錠 25 mg 1 回 2 錠( 1 日 2 錠) ワルファリン K 錠 1 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 朝食後 7 日分 カルベジロール錠 2.5 mg 1 回 1 錠( 1 日 2 錠) 1 日 2 回 朝夕食後 7 日分 この患者の背景から新たに追加された薬物の作用機序を踏まえ、前問の検査値を 測定する理由として適切なのはどれか。1つ選べ。

正解と解説

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正解 1

バソプレシン V 受容体を遮断することで、電解質の排泄を伴わない利尿効果2が現れ、高ナトリウム血症を引き起こす可能性がある。

トルバプタンは腎集合管のバソプレシンV2受容体を遮断し、水チャネル(アクアポリン2)の発現・機能を抑制することで電解質の排泄を伴わない水のみの利尿(アクアレーシス)をもたらすため、水分過剰の除去に伴い相対的な高ナトリウム血症を引き起こす可能性があり、血清ナトリウム濃度のモニタリングが必要となる。

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