実務
薬剤師国家試験 第104回 問260
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58 歳男性。高血圧症と脂質異常症の既往歴がある。 1 年前に頸動脈狭窄症 を発症し、ステント留置術が施行された。今回、狭窄の状態を精査するために検査 入院となった。病棟担当薬剤師が、患者に対して初回面談を行ったところ、「再発 が怖いので、お医者さんから出された薬は毎日欠かさず飲んでいます。ただ、 3 日 前からみぞおち付近に軽い痛みを感じて、便も黒い色をしています。」との情報を 得た。病棟担当薬剤師は、この状況を主治医に報告し、薬物を 1 種類追加すること を提案した。 (入院時の持参薬の処方) クロピドグレル錠 75 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) アスピリン腸溶錠 100 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) アムロジピン口腔内崩壊錠 5 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) ロサルタン K 錠 50 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) アトルバスタチン錠 10 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 朝食後 28 日分 提案すべき薬物として最も適切なのはどれか。1つ選べ。
正解と解説
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正解 1
ラベプラゾールナトリウム
黒色便とみぞおちの痛みは、抗血小板薬2剤併用(クロピドグレル・アスピリン)による消化管出血(消化性潰瘍)を疑わせる所見であり、プロトンポンプ阻害薬であるラベプラゾールナトリウムを追加投与し胃酸分泌を抑制することで、潰瘍の治癒や出血予防を図ることが適切である。