薬理
薬剤師国家試験 第104回 問259
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63 歳男性。根治切除不能な悪性黒色腫と診断され、外来化学療法でニボル マブが投与されることになった。薬剤師が初回投与時に患者のもとを訪れ、抗がん 薬の特徴や注意すべき副作用の説明を行うことになった。 ニボルマブは別の薬物を併用すると作用増強が現れる。理論的に考えて、同一細 胞における別の標的分子に働くことで、ニボルマブと相乗作用を示すと考えられる 併用薬の作用点として適切なのはどれか。1つ選べ。
正解と解説
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正解 3
CTLA−4(細胞傷害性 T リンパ球抗原−4)
ニボルマブは腫瘍細胞や抗原提示細胞上のPD-L1とT細胞上のPD-1の結合を阻害するが、同じT細胞上の別の免疫チェックポイント分子であるCTLA-4を標的とする薬剤を併用すると、異なる経路からT細胞の活性化を促進し相乗的な抗腫瘍効果が期待される。CD20やHER2、VEGFR2、RANKLはT細胞の免疫チェックポイントとは異なる標的分子である。