貸付け及び貸付けに付随する取引に関する法令及び実務に関すること
貸金業務取扱主任者 第12回 (2017年度) 問39
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弁済に関する次の①〜④の記述のうち、民法上、その内容が適切でないものを1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。
正解と解説
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正解 2
債務者の債務を弁済するについて正当な利益を有する者は、債務者のために有効な弁済をした場合であっても、債権者の承諾を得たときでなければ、債権者に代位しない。
弁済をするについて正当な利益を有する者は弁済によって当然に債権者に代位し、債権者の承諾を要しないため(法定代位、旧民法500条)、承諾を得たときでなければ代位しないとする②が不適切である。①は第三者弁済に関する旧474条、③は全部の弁済を受けた債権者が債権に関する証書および自己の占有する担保物を代位者に交付すべきものとする503条1項、④は真正な受取証書の持参人を弁済を受領する権限があるものとみなす旧480条に沿っており、いずれも適切である。なお現行民法では旧480条は削除され、受取証書の持参人への弁済は取引上の社会通念に照らして判断される表見受領権者への弁済の規律で処理される。