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午前 第5問 / 70

司法書士試験 (多肢択一式) 2023年度 午前 第5問

民法

AがBに対して甲土地を売却してその旨の所有権の移転の登記がされ、その後、Bが Cに対して甲土地を転売した。この事例に関する次のアからオまでの記述のうち、判例 の趣旨に照らし正しいものの組合せは、後記1から5までのうち、どれか。 ア BがAに対して虚偽の事実を告げてAB間の売買契約が締結された場合には、Aが 当該事実を告げられたことによって錯誤に陥っていなくても、Aは、Bの詐欺を理由 としてAB間の売買契約を取り消すことができる。 イ Aが第三者による強迫によってAB間の売買契約を締結した場合には、Bが当該強 迫の事実を知り、又は知ることができたときに限り、Aは、AB間の売買契約を取り 消すことができる。 ウ BがCの詐欺を理由としてBC間の売買契約を取り消すことができることを知った 後、異議をとどめることなくCから売買代金を受領した場合には、Bは、自らの債務 を履行する前であっても、Cの詐欺を理由としてBC間の売買契約を取り消すことが できない。 エ AがBC間の売買契約の締結後に、Bの詐欺を理由としてAB間の売買契約を取り 消した場合において、当該詐欺の事実を知らなかったことについてCに過失があると きは、Aは、Cに対し、甲土地の所有権を主張することができる。 オ AB間の売買契約がAとBの通謀により仮装されたものであり、その後、BがCに 対して甲土地を売却し、更にCがDに対して甲土地を売却した場合において、CがA B間の売買契約が仮装されたものであることを知っていたときは、Dがこれを知らな かったとしても、Dは、Aに対し、甲土地の所有権を主張することはできない。

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