午前 第6問 / 70
司法書士試験 (多肢択一式) 2023年度 午前 第6問
民法
Aが、Bの代理人と称して、Cとの間で、Bの所有する不動産を売却する旨の契約 (以下「本件売買契約」という。)を締結したが、実際にはAは代理権を有しておらず、ま た、CはAが代理権を有していないことを知らなかった。この事例に関する次のアから オまでの記述のうち、正しいものの組合せは、後記1から5までのうち、どれか。 ア Cは、Bに対し、相当の期間を定めて、その期間内に本件売買契約を追認するか どうかを確答すべき旨の催告をすることができ、Bがその期間内に確答しないとき は、追認したものとみなされる。 イ Bが本件売買契約を追認した場合において、別段の意思表示がないときは、本件売 買契約は、その追認の時から効力を生ずる。 ウ 本件売買契約の締結時において、Aが成年被後見人であったときは、Aは、Cに対 して民法第117条第1項による無権代理人の責任を負わない。 エ Bが、Aに対して、本件売買契約を追認した場合であっても、Cが当該追認の事実 を知らないときは、Cは本件売買契約を取り消すことができる。 オ Aが、自己に代理権がないことを知りながら、本件売買契約を締結した場合で あっても、Aが代理権を有しないことをCが過失によって知らなかったときは、A は、Cに対して民法第117条第1項による無権代理人の責任を負わない。 (参考) 民法 第117条 他人の代理人として契約をした者は、自己の代理権を証明したとき、又 は本人の追認を得たときを除き、相手方の選択に従い、相手方に対して履行又は 損害賠償の責任を負う。 2 (略)
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