一般問題
医師国家試験 第109回 問473
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41歳の男性。労作時息切れを主訴に来院した。2、3か月前から坂道を歩くと息 切れを自覚するようになり、1か月前から夜間就眠時にも呼吸困難を自覚するよう になり受診した。18歳時に気胸で入院した。父親が心臓病を指摘されている。兄 弟が3人おりいずれも高身長である。身長188cm、体重62kg。脈拍84/分、整。 血圧110/34mmHg。胸骨左縁第3肋間を最強点とするIII/VIの拡張期雑音を聴取す る。胸部エックス線写真(別冊No.16A、B)を別に示す。血液生化学検査、呼吸機 能検査、心エコー検査および胸部造影CTを予定した。 認められる可能性が高いのはどれか。

正解と解説
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正解 c
大動脈基部拡大
高身長で気胸の既往があり家族歴もあることからMarfan症候群が疑われ、胸骨左縁第3肋間を最強点とする拡張期雑音は大動脈弁閉鎖不全症を示します。フィブリリン1の異常により大動脈中膜が脆弱となって大動脈基部が拡大し、弁輪拡張性の逆流を生じるため、造影CTや心エコーで大動脈基部拡大が確認される可能性が高くなります。脈圧が大きい点も大動脈弁閉鎖不全に合致します。