一般問題
医師国家試験 第110回 問476
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7歳の男児。腹痛、頻回の嘔吐および全身z怠感を主訴に母親に連れられて来院 した。この数日間、運動会の練習があり易疲労感を訴えていた。昨夜はほとんど食 事をとらずに就寝した。今朝から腹痛と頻回の嘔吐とが出現し、徐々に元気がなく なり、表情に乏しく歩行もできなくなったため受診した。5歳ころから今回と同様 の経過を数回繰り返している。身長122cm、体重18kg。体温36.4°C。脈拍 92/分、整。顔面は蒼白。咽頭に発赤を認めない。呼気に酸臭を認める。心音と呼 吸音とに異常を認めない。皮膚のツルゴールは低下している。 検査で高値を示すのはどれか。
正解と解説
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正解 d
尿ケトン体
感染や運動、絶食などのストレスを契機に、腹痛、反復する嘔吐、活気低下を繰り返す学童では、周期性嘔吐症(アセトン血性嘔吐症)が考えられます。糖質の枯渇により脂肪分解が亢進してケトン体が産生されるため、呼気のアセトン臭を認め、尿ケトン体が強陽性となります。血糖はむしろ低めとなり、脱水に伴う所見はあってもCaやビリルビンの上昇はみられません。