一般問題
医師国家試験 第110回 問485
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71歳の女性。人間ドックで異常を指摘されたため来院した。半年前の人間ドッ クの内視鏡検査で胃体部に直径約3.0cmの可動性良好な粘膜下腫瘍を指摘された ため受診した。腹部CTで他臓器に病変は認めない。腫瘍組織のH-E染色標本)別 冊No. 22A、B)、KIT5c-kit遺伝子産物9)別冊No. 22C)及びCD34に対する免疫 組織化学染色標本)別冊No. 22D)を別に示す。 治療として最も適切なのはどれか。



正解と解説
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正解 d
胃部分切除術
胃の粘膜下腫瘍で、紡錘形細胞の増殖を示しKITとCD34が免疫染色で陽性であればGIST(消化管間質腫瘍)と診断されます。可動性良好で他臓器転移がない3cm程度の腫瘍では、被膜を破らずに切除する胃部分切除術が第一選択です。リンパ節転移をきたしにくいため広範なリンパ節郭清や胃全摘は不要で、放射線や従来の抗癌化学療法は無効です。