一般問題
医師国家試験 第110回 問478
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68歳の男性。右小指が伸ばせなくなったことを主訴に来院した。糖尿病にて内 服治療中で、HbA1cは6.3%)基準4.6〜6.2)である。10年前から右手掌の小指側 に硬結を触れ、硬結は徐々に硬くなってきた。洗顔の際に右小指で眼や鼻を突くよ うになってきたため受診した。硬結は22庵8mmの大きさで索状に縦走する。右 小指中手指節関節5MP関節9が屈曲しており、自動、他動ともに屈曲40°までしか 伸展できない。他の指に可動域制限を認めない。感覚障害はなく握力も低下してい ない。 最も考えられるのはどれか。
正解と解説
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正解 e
Dupuytren拘縮
手掌尺側に索状の硬結が徐々に硬くなり、小指のMP関節が伸展できなくなる屈曲拘縮はDupuytren拘縮に典型的です。手掌腱膜の線維性増殖と収縮が原因で、糖尿病やアルコール多飲、高齢男性に多くみられます。感覚障害や握力低下を伴わない点が尺骨神経麻痺との鑑別に有用で、腱断裂では硬結や索状物を触れません。