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Certia
一般問題

医師国家試験 第111回 問475

475 / 500

52歳の女性。複視の精査と治療のため入院中である。2か月前から夕方に車を 運転しているとセンターラインが二重に見えるようになり、1か月前から右のまぶ たが開けにくくなってきた。自宅近くの医療機関を受診し、頭部MRIで異常がな いと説明されたが、症状が改善しないため受診した。来院時、右側に眼瞼下垂を認 め、右眼の外転が軽度制限されていた。両上肢の近位筋にも軽度の筋力低下がみら れた。エドロホニウムテスト陽性。抗アセチルコリン受容体抗体50.0nmol/L)基 準0.3以下)。抗コリンエステラーゼ薬を処方されたが、症状が改善しないため入 院した。胸部造影CT)別冊No. 11)を別に示す。 最も適切な対応はどれか。

問題の図

正解と解説

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正解 d

胸腺腫を含む拡大胸腺摘出術

日内変動を伴う眼瞼下垂・複視と近位筋の筋力低下、エドロホニウムテスト陽性、抗アセチルコリン受容体抗体高値から重症筋無力症と診断され、胸部造影CTで胸腺腫を認めています。胸腺腫を合併する例では、腫瘍の切除と病勢改善の両面から胸腺腫を含む拡大胸腺摘出術が適応となります。抗コリンエステラーゼ薬は対症療法にとどまり、増量しても根本的な改善は得られません。

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