一般問題
医師国家試験 第111回 問478
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25歳の女性。関節痛を主訴に来院した。1年前から両側の手関節と中手指節関 節の腫脹と疼痛とを自覚するようになった。市販の消炎鎮痛薬と貼付剤とで様子を みていたが、3か月前から関節痛が増悪し、1か月前からは家事をすることが困難 となったため受診した。挙児希望はない。両側手関節および両側示指と中指の中手 指節関節に腫脹と圧痛とを認める。皮疹は認めない。血液所見:赤血球430万、 Hb12.5g/dL、Ht38%、白血球8,300、血小板23万。血液生化学所見:AST14 U/L、ALT18U/L、LD204U/L)基準176〜353)、ALP258U/L)基準115〜359)、 尿素窒素10mg/dL、クレアチニン0.5mg/dL。免疫血清学所見:CRP3.1 mg/dL、リウマトイド因子〈RF〉72IU/mL)基準20未満)、抗CCP抗体151U/mL )基準4.5未満)。B型とC型の肝炎ウイルス検査および結核菌特異的全血インタ ーフェロンγ遊離測定法〈IGRA〉は陰性である。胸部エックス線写真で異常を認め ない。両手エックス線写真)別冊No. 13)を別に示す。 この患者にまず行う治療はどれか。

正解と解説
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正解 d
メトトレキサート経口投与
1年以上持続する対称性の手関節・中手指節関節の腫脹と圧痛があり、CRP上昇、リウマトイド因子陽性、抗CCP抗体高値から関節リウマチと診断されます。関節破壊の進行を抑えるため、禁忌がなければアンカードラッグであるメトトレキサートの経口投与を第一に開始します。肝炎ウイルスと結核のスクリーニングが陰性で、挙児希望もないため投与の障害はありません。