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Certia
一般問題

医師国家試験 第111回 問488

488 / 500

12歳の男児。脱力発作を主訴に母親に連れられて来院した。2年前からハーモ ニカを吹いたときや熱いラーメンを食べたときに右または左手足の脱力が出現し、 数分で改善するという発作が出現していた。最近は発作の頻度が増加しており月に 2回程度みられるという。本日も体育の授業中に右手足の脱力と構音障害とが出現 し、数分後に回復したが、心配した母親に連れられて受診した。意識は清明。体温 36.2°C。脈拍88/分、整。血圧118/72mmHg。呼吸数18/分。神経学的所見、血 液生化学所見、心電図および胸部エックス線写真に異常を認めない。頭部MRIの T1強調像)別冊No. 21A)と左右の内頸動脈造影正面像)別冊No. 21B)とを別に示 す。 治療方針として適切なのはどれか。

問題の図
問題の図

正解と解説

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正解 a

血行再建術

ハーモニカを吹く、熱い麺を吹くといった過換気を契機に一過性の片麻痺や構音障害を繰り返すのは、もやもや病に典型的な症状です。過換気で二酸化炭素分圧が下がり脳血管が収縮すると、側副血行に依存した脳血流が破綻して虚血発作が起こります。内頸動脈終末部の狭窄ともやもや血管を認めれば、脳血流を増やす血行再建術(バイパス術)が治療の基本となります。

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