一般問題
医師国家試験 第112回 問241
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65歳の男性。飲酒後の悪心と上腹部痛とを主訴に来院した。身長165cm、体重 90kg。体温37.5°C。脈拍112/分、整。血圧108/60mmHg。腹部は平坦で、上腹 部に圧痛を認める。尿所見:蛋白(−)、糖(−)、潜血(−)。血液生化学所見:総ビ リルビン0.8mg/dL、AST35U/L、ALT30U/L、アミラーゼ2,540U/L(基準 37〜160)、尿素窒素19mg/dL、クレアチニン0.9mg/dL。腹部超音波検査を行っ たが、消化管ガスのため上腹部の観察は困難であった。 次に行うべき検査はどれか。
正解と解説
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正解 b
腹部造影CT
飲酒後の上腹部痛と圧痛にアミラーゼの著明高値を伴い、急性膵炎と考えられます。超音波では消化管ガスの影響で膵の観察が困難なことが多く、膵の腫大、壊死の有無、周囲の液体貯留を評価して重症度判定を行うために腹部造影CTが最も有用です。ERCPは胆石性膵炎で胆管炎を合併する場合などに限られ、初期の診断目的には適しません。