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Certia
一般問題

医師国家試験 第112回 問242

242 / 400

78歳の女性。左股関節痛のため救急車で搬入された。本日朝、正座をしていて 立ち上がろうとしたときに、バランスを崩して転倒し、痛みのため歩行不能となっ た。8か月前に左変形性股関節症に対する左人工股関節全置換術を受け、術後経過 は良好で、股関節に痛みを感じることなく歩行できていた。既往歴に特記すべきこ とはない。左股関節は屈曲、内転、内旋位をとっている。血液生化学所見に異常を 認めない。股関節のエックス線写真(別冊No. 26)を別に示す。 初期対応として適切なのはどれか。

問題の図

正解と解説

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正解 d

左股関節の徒手整復

人工股関節全置換術後に転倒を契機として発症し、患肢が屈曲・内転・内旋位に固定されて疼痛のため歩行できない状態は、後方脱臼に典型的です。まず鎮痛や麻酔下で徒手整復を行い、その後に整復位を確認して脱臼肢位を避ける生活指導を行います。骨折がなければギプス固定や牽引は不要で、関節穿刺は感染を疑う場合の手技です。

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