一般問題
医師国家試験 第113回 問237
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24歳の女性。月経 日目の下腹部痛を主訴に来院した。 年前から月経時に腹 痛がある。痛みの程度と持続日数は月経ごとに異なっている。本日朝から月経が始 まり、通勤中の電車内でこれまでになく下腹部痛が強くなったので途中下車して来 院した。月経周期は28日型、整。下痢や嘔吐は認めない。意識は清明。身長160 cm、体 重52kg。体 温36.6°C。脈 拍72/分、整。血 圧118/72mmHg。呼 吸 数 20/分。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。内診で子宮に腫大を認めない。 Douglas窩に硬結を触知しない。血液所見:赤血球362万、Hb11.2g/dL、Ht37 %、白血球5,600、血小板21万。CRP0.1mg/dL。妊娠反応陰性。超音波検査で 卵巣に異常を認めず、Douglas窩に液体貯留を認めない。 最も考えられるのはどれか。
正解と解説
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正解 e
機能性月経困難症
月経開始とともに出現する下腹部痛で、内診・超音波検査で子宮や卵巣に器質的異常を認めず、Douglas窩の硬結や液体貯留もなく、炎症所見も乏しいことから機能性(原発性)月経困難症と考えられます。子宮内膜で産生されるプロスタグランジンによる子宮収縮が痛みの主因で、NSAIDsや低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬が有効です。