本文へスキップ
Certia
一般問題

医師国家試験 第120回 問252

252 / 400

78歳の女性。動悸を主訴に来院した。高血圧で治療中である。1か月前から週 に1回程度、誘引なく動悸症状があるが数分で改善していた。3日前から動悸症状 が持続している。日常生活には支障はないが、症状が持続するため受診した。意識 は清明。身長156cm、体重45kg。脈拍116/分、不整。血圧108/68 mmHg。 SpO 98%(room air)。心音と呼吸音とに異常を認めない。心エコー検査では左室 壁運動は良好に保たれている。12誘導心電図(別冊No. 22A)と胸部エックス線写 真(別冊No. 22B)とを別に示す。 抗凝固薬投与とともに、症状改善目的の初期対応で適切なのはどれか。

問題の図
問題の図

正解と解説

表示する
正解 a

β遮断薬投与

心電図でP波が消失した絶対性不整脈がみられ、3日間持続する心房細動と考えられます。血圧は保たれ血行動態は安定しているため、まずは抗凝固療法とあわせてβ遮断薬による心拍数調節(レートコントロール)を行い、症状の改善を図ります。発症48時間を超えており、抗凝固が十分でない段階での電気的除細動は塞栓症のリスクがあり、アデノシン三リン酸は発作性上室頻拍に用いる薬剤です。カテーテルアブレーションは急性期の初期対応ではありません。

AI に聞く

AI のボタンを押すと、問題文と解答を入れたプロンプトをコピーしてから各サービスを開きます。入力欄に自動で入らない場合は貼り付けてください。