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Certia
一般問題

医師国家試験 第120回 問260

260 / 400

82歳の男性。意識障害のため救急車で搬入された。反応に乏しく、ぐったりし ていることに家族が気付き、救急車を要請した。1年前から食事や飲水時にむせる ことがあった。既往歴に特記すべきことはない。搬入時の意識レベルはJCS II-20。体温37.8°C。呼吸数26/分。SpO 91%(room air)。胸部エックス線写真 で右下肺野に浸潤影を認めた。搬入時の吸引喀痰検査ではGram陽性球菌とGram 陰性桿菌が多数認められ、白血球の貪食像が確認された。入院後アンピシリン/ス ルバクタムの投与が開始された。治療開始3日目の現在、解熱がみられ、全身状態 は改善している。抗菌薬投与前に行った喀痰培養では、連鎖球菌、MRSA、クレブ シエラ属およびカンジダ属が分離された。薬剤感受性試験は検査中である。 この時点で最も適切な対応はどれか。

正解と解説

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正解 d

現在の抗菌薬を継続する。

誤嚥性肺炎に対してアンピシリン/スルバクタムを投与し、解熱と全身状態の改善が得られています。喀痰培養で検出されたMRSAやカンジダ属、複数の細菌は口腔・気道の定着菌である可能性が高く、臨床的に奏効している以上、培養結果だけを理由に抗菌薬を追加・変更する必要はありません。治療期間を満たすまで現在の抗菌薬を継続するのが適切です。

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