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問254 / 400

医師国家試験 第120回 問254

一般問題

30歳の女性。嘔吐と体重減少を主訴に来院した。6か月前から仕事のストレス で食欲が落ち、体重が55kgから40kgまで減少した。その後、食後の悪心と嘔吐 を繰り返すようになり、徐々に体重が減少するため受診した。上半身を前屈して食 事をとると、食後の症状は軽減する。吐物に血液の混入は認めない。黒色便は認め ない。意識は清明。身長160cm、体重35kg。体温36.5°C。脈拍72/分、整。血 圧106/68 mmHg。呼吸数20/分。SpO 98%(room air)。眼瞼結膜は軽度貧血様で あり、眼球結膜に異常は認めない。腹部は陥凹しているが、圧痛を認めない。血液 所見:赤血球412万、Hb10.2g/dL、Ht38%、白血球5,600(好中球62%、好酸 球 3%、単球 5%、リンパ球30%)、血小板27万。血液生化学所見:総蛋白 6.9g/dL、アルブミン3.3g/dL、総ビリルビン1.0mg/dL、直接ビリルビン 0.4mg/dL、AST17U/L、ALT20U/L、尿素窒素28mg/dL、クレアチニン 0.5mg/dL、CEA2.5ng/mL(基準 5 以下)、CA19-9 17U/mL(基準37以下)。 CRP0.1mg/dL。水溶性造影剤による上部消化管造影像(別冊No. 24A、B)を別 に示す。BはAの20分後の像である。造影剤が十二指腸に停滞し、空腸への流出 がみられなかった。 最も考えられる疾患はどれか。

問題の図
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