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Certia
一般問題

歯科医師国家試験 第119回 問305

305 / 360

84歳の男性。摂食嚥下機能の精査を希望して近医からの紹介があり家族ととも に来院した。4年前に脳梗塞を発症してから食事量が減少していたがそのままにし ていたところ、2か月前に誤嚥性肺炎を発症して気管切開が行われ、現在も気管カ ニューレが挿入されている。誤嚥性肺炎発症後、栄養は胃瘻で管理されている。口 腔内の診察では、特記すべき問題がなかった。嚥下造影検査時、嚥下後のむせは認 められなかった。嚥下障害のスクリーニングの結果を表に示す。とろみ付き液体嚥 下時の嚥下造影検査の写真(別冊No. 7)を別に示す。 項 目 指 標 結 果 RSST 2回以下で問題あり 4回 MWST 3点以下で問題あり 5点 咳テスト むせなしで陽性 陽性 摂食嚥下機能の管理にあたって注意すべきなのはどれか。2つ選べ。

問題の図

正解と解説

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正解 b, d

不顕性誤嚥 / 誤嚥物の喀出困難

咳テストは食物を用いずに誤嚥のリスクを評価する検査で、むせがみられない場合を陽性とし、咳反射の低下すなわち不顕性誤嚥の存在を示唆します。本症例では咳テストが陽性であり、むせを伴わない誤嚥に注意が必要です。さらに気管切開と気管カニューレの留置により声門下圧が保てず有効な咳嗽が困難となるため、誤嚥物の喀出困難にも留意して管理します。

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