病態・薬物治療
薬剤師国家試験 第104回 問296
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66 歳女性。忙しい夫の会社を手伝っている。遠方に住む共働きの息子夫婦 に半年ほど前に子供ができ、世話を頼まれたので、忙しい中、自宅と息子夫婦の家 の行き来を繰り返している。 2 ~ 3 週間前より、気分が優れず、食欲がなくなり、 眠りにつくにも時間がかかるようになった。女性は、理由はわからないが「きっと 私のせいで夫の会社が倒産する」と思うようになった。心配した夫と一緒に精神科 を受診し、うつ病と診断された。 以下の処方箋を持ってこの患者が来局した。 (処方 1 ) セルトラリン錠 25 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 夕食後 7 日分 (処方 2 ) エチゾラム錠 0.5 mg 1 回 1 錠( 1 日 3 錠) 1 日 3 回 朝昼夕食後 7 日分 (処方 3 ) エスゾピクロン錠 1 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 就寝前 7 日分 この患者の病態、症状及び検査に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選 べ。
正解と解説
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正解 1, 4
Self–rating Depression Scale(SDS)は診断に有用な評価スケールである。 / 食欲不振は身体症状である。
Self-rating Depression Scale(SDS)はうつ病の重症度評価に用いられる自己記入式評価尺度であり診断の補助として有用である。食欲不振は抑うつ状態に伴う身体症状の一つであり、本症例の「自分のせいで会社が倒産する」という訴えは罪業妄想であって被害妄想や誇大妄想ではなく、入眠困難であり中途覚醒ではない。