病態・薬物治療
薬剤師国家試験 第104回 問298
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23 歳女性。20 歳前後から強い頭痛と随伴症状のため大学を休みがちに なったことから近医を受診しており、処方 1 及び処方 2 の薬剤が処方されていた。 (処方 1 ) スマトリプタン錠 50 mg 1 回 1 錠 発作時 10 回分 (10 錠) (処方 2 ) メトクロプラミド錠 5 mg 1 回 1 錠 吐き気が強いとき 10回分 (10錠) 薬局を訪れた患者は次のように薬剤師に話した。 「社会人になってからは仕事が忙しく、生活が不規則です。最近、頭痛の回数が 多くなって、薬が足りなくなることがよくあります。仕事の都合上、発作が起こる と困るときには、予防のため発作時の薬(処方 1 )を服用しています。今回、新し い薬(処方 3 )が追加されました。」 (処方 3 ) バルプロ酸 Na 徐放錠 200 mg 1 回 1 錠( 1 日 2 錠) 1 日 2 回 朝夕食後 28 日分 本症例に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 1, 3
随伴症状には悪心・嘔吐、光・音過敏がある。 / 処方 1 の薬剤を頻回使用すると、乱用頭痛を起こすおそれがある。
本症例は片頭痛が疑われ、悪心・嘔吐や光過敏・音過敏は片頭痛の随伴症状として典型的である。トリプタン製剤(スマトリプタン)を頻回・予防的に使用すると薬物乱用頭痛を来すおそれがある。発作時に入浴や運動を行うと片頭痛は増悪するため誤りであり、エルゴタミンはトリプタンと併用禁忌でありバルプロ酸は急性発作治療薬ではなく予防薬として追加されたものである。