実務
薬剤師国家試験 第104回 問297
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66 歳女性。忙しい夫の会社を手伝っている。遠方に住む共働きの息子夫婦 に半年ほど前に子供ができ、世話を頼まれたので、忙しい中、自宅と息子夫婦の家 の行き来を繰り返している。 2 ~ 3 週間前より、気分が優れず、食欲がなくなり、 眠りにつくにも時間がかかるようになった。女性は、理由はわからないが「きっと 私のせいで夫の会社が倒産する」と思うようになった。心配した夫と一緒に精神科 を受診し、うつ病と診断された。 以下の処方箋を持ってこの患者が来局した。 (処方 1 ) セルトラリン錠 25 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 夕食後 7 日分 (処方 2 ) エチゾラム錠 0.5 mg 1 回 1 錠( 1 日 3 錠) 1 日 3 回 朝昼夕食後 7 日分 (処方 3 ) エスゾピクロン錠 1 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 就寝前 7 日分 薬剤師がこの患者に対して行う説明として、適切なのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 3, 4
睡眠途中で目覚めた時の出来事を覚えていないことがあります。 / 口が乾くことがあります。
エスゾピクロンなどの非ベンゾジアゼピン系睡眠薬は服用後の健忘(中途覚醒時の出来事を覚えていない)が知られている。セルトラリンはSSRIであり口渇などの抗コリン様の副作用が起こりうる。セルトラリンはエチゾラムの副作用軽減薬ではなく本症例の主剤(抗うつ薬)であり、抗不安薬・睡眠薬は長期連用による依存を避けるため漫然投与は避けるべきである。