生物
薬剤師国家試験 第111回 問117
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病原細菌の性質に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 1, 2
黄色ブドウ球菌は、食塩耐性を有しており、マンニット(マンニトール)食塩寒天培地で増殖できる。 / 肺炎球菌(肺炎レンサ球菌)の莢膜は、病原因子であり、貪食細胞に対する抵抗性に寄与している。
黄色ブドウ球菌は耐塩性が高く、7.5%程度の食塩を含むマンニット食塩寒天培地でも発育できるため、この培地は黄色ブドウ球菌の選択分離に用いられる。肺炎球菌の莢膜は貪食細胞による捕食・殺菌に抵抗する主要な病原因子であり、莢膜を欠く株は病原性が低下する。一方、ディフィシル菌は芽胞を形成する嫌気性菌で偽膜性大腸炎の原因となり、破傷風毒素は抑制性伝達物質の放出を阻害して強直性痙攣を、ボツリヌス毒素はアセチルコリン放出を阻害して弛緩性麻痺を引き起こすため、4と5は病態が逆である。