本文へスキップ
Certia
一般問題

医師国家試験 第110回 問487

487 / 500

32歳の女性。1回経産婦。妊娠中の血糖管理のため紹介されて来院した。自宅 近くの産婦人科医院で妊娠の管理中であったが、妊娠26週に測定された血糖が 172mg/dLであり、75g経口ブドウ糖負荷試験を施行され妊娠糖尿病と診断され た。既往歴に特記すべきことはない。家族歴は母が2型糖尿病で治療中である。妊 娠前から飲酒歴と喫煙歴はない。身長160cm、体重71kg)非妊時68kg)。身体所 見に異常を認めない。腹部超音波検査で胎児に異常を認めない。初診時、HbA1c 6.9%)基準4.6〜6.2)。この患者に対して1,700kcalの食事療法と無理のない程 度で体を動かすことを指導して血糖の推移をみた。2週後の来院時で空腹時血糖 118mg/dL、食後2時間血糖186mg/dLであった。 この患者に対する最も適切な対応はどれか。

正解と解説

表示する
正解 a

インスリン注射を考慮する。

妊娠糖尿病では食事療法と運動療法を行っても目標血糖値に到達しない場合、速やかにインスリン療法を開始します。管理目標は空腹時血糖95mg/dL未満、食後2時間血糖120mg/dL未満程度とされ、この症例はいずれも上回っています。経口血糖降下薬は妊娠中の安全性が確立していないため用いず、胎児発育に必要なエネルギーを確保する必要があるため過度の食事制限も適切ではありません。

AI に聞く

AI のボタンを押すと、問題文と解答を入れたプロンプトをコピーしてから各サービスを開きます。入力欄に自動で入らない場合は貼り付けてください。