一般問題
医師国家試験 第111回 問192
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22歳の男性。まとまらない言動を主訴に家族に連れられて来院した。2か月前 に大学卒業後就職して普通に働いていたが、1か月前から突然、言動がまとまらな くなった。「何か大変なことが起こりそうな不気味な感じがあり、不安で落ち着か ない」「命令する声が聴こえ、誰かに操られている」などと言うようになり自宅で療 養していた。診察には素直に応じるが「自分は病気ではない」と言う。身体所見に異 常を認めない。 まず導入すべきなのはどれか。
正解と解説
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正解 a
心理教育
命令する幻聴、させられ体験、不気味な不安感が急性に出現し病識を欠くことから統合失調症が疑われます。薬物療法とともにまず行うべきは、病気の性質や治療の意義、再発予防について本人と家族に説明する心理教育で、これが治療への参加と服薬継続の基盤となります。行動療法や芸術療法、催眠療法、自律訓練法は導入の第一段階として適切ではありません。