一般問題
医師国家試験 第113回 問41
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57歳の女性。下肢の皮疹を主訴に来院した。 か月前から激しい瘙痒を伴う皮 疹が多発し、自宅近くの診療所で副腎皮質ステロイド外用薬を処方されているが、 寛解と増悪を繰り返すため受診した。下肢の広範囲に米粒大から爪甲大の丘疹、結 節が多発し、表面は紫紅色調で光沢を帯び、白色線条を伴う。既往歴に特記すべき ことはない。内服している薬はない。皮膚生検を施行したところ、表皮基底細胞の 液状変性と表皮直下の帯状細胞浸潤を認めた。下肢の写真 別冊No. 15A 及び生検 組織のH-E染色標本 別冊No. 15B を別に示す。 さらに確認すべき部位はどれか。


正解と解説
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正解 b
口腔粘膜
強い瘙痒を伴う紫紅色で光沢のある多角形丘疹に白色線条(Wickham線条)を認め、病理で表皮基底細胞の液状変性と表皮直下の帯状リンパ球浸潤を示すことから扁平苔癬と診断されます。扁平苔癬は口腔粘膜に網目状の白色病変を高率に合併するため、口腔内の観察が必要です。C型肝炎ウイルス感染や歯科金属との関連も指摘されています。