一般問題
医師国家試験 第120回 問234
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57歳の女性。口腔内の白色病変を主訴に来院した。約2週間前から、のどの違 和感を自覚していたがそのままにしていた。昨日、鏡で見ると口蓋垂の周辺が点状 に白くなっていることに気付いた。ざらざらとする違和感はあるが咽頭痛や発熱は ない。約2年前から気管支喘息のため気管支拡張薬と副腎皮質ステロイド吸入薬を 使用している。身長157cm、体重63kg。尿所見と血液所見とに異常を認めない。 白色病変を綿棒でこすると、剝離可能である。口腔内の写真(別冊No. 13)を別に示 す。 最も考えられるのはどれか。

正解と解説
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正解 e
口腔カンジダ症別 冊No. 13
吸入ステロイド薬の長期使用により口腔内の局所免疫が低下し、口蓋を中心に白色の点状〜斑状病変を生じています。綿棒で擦ると剝離できる白苔は偽膜性カンジダ症に特徴的で、擦っても取れない白斑症や扁平苔癬とは区別されます。吸入後の含嗽が予防に重要です。