本文へスキップ
Certia
一般問題

医師国家試験 第120回 問235

235 / 400

35歳の女性。全身性エリテマトーデス〈SLE〉を発症したが、ほぼ同時期にルー プス腎炎を併発したため入院し、グルココルチコイドによる治療が開始された。入 院前から頭痛や気分の落ち込みの訴えがあったが、入院3日目から、日付や病室を 間違えるようになり不安のため頻回にナースコールをするようになった。既往歴に 統合失調症があり、10年くらい前からリスペリドン2mg/日を服用している。脳 波検査で全般性徐波がみられる。頭部単純MRI及び脳脊髄液検査では異常を認め ない。 最も考えられるのはどれか。

正解と解説

表示する
正解 c

症状性精神障害

SLEとループス腎炎に対する治療中に、見当識障害と不安、脳波での全般性徐波が出現しており、頭部MRIと髄液に異常がないことから、身体疾患や薬剤に起因する意識変容、すなわち症状性精神障害(せん妄)が最も考えられます。全般性徐波は意識障害を裏づける所見です。統合失調症の再燃やうつ病では通常こうした脳波異常や見当識障害は生じません。

AI に聞く

AI のボタンを押すと、問題文と解答を入れたプロンプトをコピーしてから各サービスを開きます。入力欄に自動で入らない場合は貼り付けてください。