衛生
薬剤師国家試験 第104回 問120
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自然毒による食中毒に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 1, 4
ジャガイモに含まれるソラニンは、コリンエステラーゼ阻害作用を示す。 / テングダケ科のキノコに含まれるa–アマニチンは、RNA ポリメラーゼII阻害により細胞毒性を引き起こす。
ジャガイモの芽や緑変部に含まれるソラニンはコリンエステラーゼを阻害し、アセチルコリンの蓄積による中毒症状を引き起こす。テングタケ科の一部キノコに含まれるα-アマニチンはRNAポリメラーゼIIを阻害してmRNA合成を停止させ、肝細胞などに強い細胞毒性を示す。テトロドトキシンはNaチャネルを開口ではなく遮断して神経伝導を止める毒であり、アミグダリンから生じる青酸はメトヘモグロビン血症ではなく細胞呼吸阻害を引き起こし、シガトキシンは魚が生合成するのではなく渦鞭毛藻が産生した毒素が食物連鎖を通じて蓄積するものであるため、これらの記述は誤りとなる。