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薬理

薬剤師国家試験 第110回 問167

167 / 345

抗悪性腫瘍薬に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。

正解と解説

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正解 1, 3

オキサリプラチンは、がん細胞の DNA 鎖内及び鎖間に架橋を形成して、DNAの複製及び転写を阻害する。 / イリノテカンは、体内で活性代謝物に変化し、トポイソメラーゼI活性を阻害して、切断された一本鎖 DNA の再結合を抑制する。

オキサリプラチンは白金製剤としてがん細胞のDNA鎖内及び鎖間に架橋を形成し、DNAの複製及び転写を阻害して細胞傷害作用を示すため正しい。イリノテカンは体内でSN-38に変換されトポイソメラーゼIを阻害することで切断された一本鎖DNAの再結合を妨げるため正しい。パクリタキセルは微小管の重合を促進し過剰に安定化させることで脱重合を阻害し紡錘糸機能を抑制する薬剤であり、ニボルマブはPD-1とPD-L1及びPD-L2の結合を阻害することでT細胞の活性化を回復させる薬剤であるため、記述された作用の向きは誤りとなる。

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