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問313 / 400

医師国家試験 第112回 問313

必修問題

74歳の男性。全身/怠感と食欲低下の精査で指摘された胃癌の手術のため入院し た。 現病歴 : 2か月前から全身/怠感を自覚していた。1か月半前から食欲低下があ り、3週間前から腹部膨満感が出現したため、かかりつけ医から紹介されて受診し た。上部内視鏡検査で幽門部に腫瘍病変と幽門狭窄とを指摘され、胃癌の確定診断 を得たために手術を目的に入院した。昨夜嘔吐した後から咳嗽が続いている。 既往歴 : 60歳時に職場の健康診断で耐糖能異常を指摘され、スルホニル尿素薬 で内服治療中である。 生活歴 : 喫煙は15本/日を50年間。飲酒は週2回程度。 家族歴 : 父親が肺癌のため70歳で死亡。 現 症 : 身長170cm、体重83kg。体温37.8°C。脈拍80/分、整。血圧140/76 mmHg。呼吸数20/分。SpO 96%;room air=。眼瞼結膜は軽度貧血様であり、眼 球結膜に黄染を認めない。心音に異常を認めない。呼吸音は右胸背部にrhonchiを 聴取する。上腹部は膨隆しているが、軟で、波動を認めない。圧痛と筋性防御とを 認めない。四肢の運動麻痺は認めない。 検査所見 : 血液所見:赤血球334万、Hb9.2g/dL、Ht29%、白血球10,500;桿 状核好中球10%、分葉核好中球64%、好酸球2%、好塩基球1%、単球3%、リ ンパ球20%=、血小板26万。血液生化学所見:総蛋白6.2g/dL、アルブミン2.9 g/dL、総ビリルビン0.9mg/dL、AST28U/L、ALT25U/L、LD145U/L;基準 176〜353=、ALP206U/L;基準115〜359=、尿素窒素24mg/dL、クレアチニン 0.9mg/dL、血糖128mg/dL、HbA1c7.9%;基準4.6〜6.2=、総コレステロール 156mg/dL、トリグリセリド196mg/dL、Na133mEq/L、K4.2mEq/L、Cl96 mEq/L。CRP3.4mg/dL。胸部エックス線写真で右下肺野に浸潤影を認める。 手術は患者の状態が安定するまで延期することにした。 この患者に安全に手術を行うために、入院後手術までの間に行うべきなのはどれ か。

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