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問392 / 400

医師国家試験 第120回 問392

一般問題

65歳の女性。全身倦怠感と息切れを主訴に来院した。 現病歴 : IgA腎症による慢性腎臓病と高血圧症で通院していたが、約3か月前か ら仕事(週5日のデスクワーク)が多忙であり、受診が中断していた。最終受診時に 今後の腎代替療法について相談した結果、必要時には腹膜透析を導入し、将来的に は夫からの腎移植も考慮することとなっていた。アンジオテンシン受容体拮抗薬と SGLT2阻害薬が処方されており、アンジオテンシン受容体拮抗薬の残薬はなく なったが、SGLT2阻害薬は残薬を規則正しく服用していた。1か月前から軽い全 身倦怠感があり、同時期から自宅の2階まで上がると、軽度の息切れを自覚した。 倦怠感と息切れが次第に悪化したため、救急外来を受診した。 既往歴 : 45歳時に腎生検でIgA腎症と診断され、同時期に高血圧症も指摘され た。 家族歴 : 両親が高血圧症で、父親が糖尿病で治療中である。 現 症 : 意識は清明。身長160cm、体重55kg。体温36.0°C。脈拍72/分、整。 血圧186/80 mmHg。呼吸数16/分。SpO 97%(room air)。頸静脈の怒張は認めな い。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部に異常はない。両側下腿に圧痕性浮腫 を認める。 検査所見 : 尿所見(食後 2 時間):蛋白 2 +、糖 4 +、潜血 2 +、尿蛋白/Cr比 0.45g/gC(r 基準0.15未満)、沈渣に赤血球5〜10/HPF、白血球0〜1/HPF、円 柱はない。血液所見:赤血球272万、Hb7.5g/dL、Ht25%、白血球5,200、血小 板17万。血液生化学所見:総蛋白6.2g/dL、アルブミン3.7g/dL、AST15U/L、 ALT8U/L、尿素窒素70mg/dL、クレアチニン5.0mg/dL、eGFR7.4mL/分/ 1.73m2、血糖(食後 2 時間)110mg/dL、HbA1c5.4%(基準4.9〜6.0)、Na139 mEq/L、K5.3mEq/L、Cl110mEq/L、Ca8.2mg/dL、P5.2mg/dL。胸部エッ クス線写真に異常はない。 尿糖陽性の原因はどれか。

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