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Certia
必修問題

医師国家試験 第120回 問311

311 / 400

62歳の男性。糖尿病の診療を勧められて来院した。20年前に2型糖尿病と診断 されたが、受診は不定期であった。目のかすみを自覚して自宅近くの眼科を受診し たところ、増殖糖尿病網膜症と診断された。内科を受診するように勧められて来院 した。既往歴に特記すべきことはない。身長168cm、体重85kg。BMI30.1。脈 拍80/分、整。血圧162/92 mmHg。胸腹部に異常はない。両下腿に軽度の圧痕性 浮腫を認める。尿所見:蛋白2+、糖3+、潜血(−)、随時尿の尿蛋白/Cr比は 1.4g/gC(r 基準0.15末満)、沈渣に赤血球1〜2/HPF、白血球1〜2/HPF、円 柱はない。血液生化学所見:総蛋白6.3g/dL、アルブミン4.2g/dL、尿素窒素 18mg/dL、クレアチニン1.4mg/dL、eGFR41.1mL/分/1.73m2、随時血糖268 mg/dL、 HbA1c8.5%(基準4.9〜6.0)、 Na144mEq/L、 K4.2mEq/L、 Cl 100mEq/L。 腎障害の原因が糖尿病腎症であると推測するために最も有用なのはどれか。

正解と解説

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正解 e

増殖糖尿病網膜症の診断

糖尿病腎症は細小血管症であり、同じ細小血管障害である糖尿病網膜症と並行して進展することが多いため、増殖糖尿病網膜症の存在は腎障害が糖尿病由来であることを強く支持します。長期の罹病期間と持続する高血糖もこれを裏づけます。蛋白尿や血清クレアチニン高値、浮腫は腎障害の存在と重症度を示すのみで、原因の特定には結びつきません。

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