本文へスキップ
Certia
一般問題

歯科医師国家試験 第111回 問347

347 / 360

34歳の女性。下顎右側第一大臼歯部の痛みを主訴として来院した。1年前にク ラウンが装着された直後から同部の痛みが発現し、鈍痛が持続しているという。ク ラウンは除去され、テンポラリークラウン装着後、調整が続けられたが、症状に変 化はなかったという。当該歯に打診痛はなく、浸潤麻酔による歯痛の軽減は認めな い。右側咬筋部の触診によって歯痛が再現される。4mm以上の歯周ポケットは認 められない。初診時に咬合状態を検査した口腔内写真(別冊No. 23A とエックス線 画像(別冊No. 23B を別に示す。 最も疑われるのはどれか。1つ選べ。

問題の図
問題の図

正解と解説

表示する
正解 c

非歯原性歯痛

当該歯に打診痛がなく、深い歯周ポケットもエックス線的な根尖病変もみられないうえ、浸潤麻酔で疼痛が軽減しない点から歯そのものが痛みの原因ではないと判断できます。咬筋の触診によって同じ歯痛が再現されることは、咀嚼筋のトリガーポイントからの関連痛を示す所見で、筋・筋膜性の非歯原性歯痛が最も疑われます。原因を歯に求めて治療を繰り返すと不可逆的な歯質の喪失を招くため注意が必要です。

AI に聞く

AI のボタンを押すと、問題文と解答を入れたプロンプトをコピーしてから各サービスを開きます。入力欄に自動で入らない場合は貼り付けてください。