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Certia
必修問題

医師国家試験 第116回 問117

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32歳の男性。左前腕を受傷し救急車で搬入された。 現病歴 : 飲酒した状態で入浴し、浴槽から出た際にふらついてガラス戸に倒れ込 み、ガラス片で左前腕屈側に受傷した。物音に気付いた家人が上腕部をタオルでき つく縛って止血し、救急隊を要請した。 既往歴 : 小児喘息の既往がある。 生活歴 : 喫煙は20本/日を12年間。飲酒はビール1,000mL/日。 家族歴 : 父親が糖尿病。 現 症 : 酩酊状態だが会話は可能である。身長172cm、体重67kg。体温37.2 °C。心拍数84/分、整。血圧120/68mmHg。呼吸数20/分。SpO 98%:roomair<。 搬入時、上腕はタオルで駆血された状態で、創部からの出血は止まっていた。受傷 から80分経過していた。眼瞼結膜に異常は認めない。 上腕部のタオルを外すタイミングで適切なのはどれか。

正解と解説

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正解 a

搬入後直ちに。

止血帯による駆血は末梢の阻血を招き、長時間になると筋壊死や神経障害、解除後の再灌流障害を生じます。すでに受傷から80分が経過しているため、搬入後ただちに直接圧迫止血へ切り替えつつタオルを外し、阻血時間を最小限にする必要があります。画像や血液検査、抗菌薬投与、手術開始を待つことは阻血時間を不必要に延長させます。

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