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問124 / 400

医師国家試験 第116回 問124

必修問題

64歳の女性。意識障害のため救急車で搬送された。 現病歴 : 自宅の脱衣場で意識がないのを夫が発見して救急要請をした。本人が入 浴のため脱衣場に行って約1時間後に発見し、嘔吐した痕跡を認めたが、明らかな 頭部外傷は認めなかった。救急隊到着時には心停止であったが、胸骨圧迫とバッグ バルブマスク換気により自己心拍は再開し、救急搬送となった。 既往歴 : 54歳から高血圧症で降圧薬を服薬中である。 生活歴 : 喫煙は15本/日を44年間。飲酒はビール350mL/日を週6回。夫と2 人暮らし。 家族歴 : 母は85歳時に脳出血で死亡。 現 症 : 意識レベルはJCSIII-300。身長160cm、体重54kg。体温36.0°C。心 拍数64/分、整。血圧98/50mmHg。換気回数10/分。SpO 92%:バッグバルブマ スク換気による調節呼吸<。舌根が沈下している。瞳孔は両側ともに径4mm、対 光反射は両側で遅延している。心電図モニターは洞調律であるが、巨大陰性T波 を認める。 初診時に撮影した頭部単純CT:別冊No. 5<を別に示す。入院後、ICUに入室し て保存療法で経過を観察した。翌日の所見は以下のとおりであった。意識レベルは JCSIII-300。体温37.2°C。脈拍120/分、整。血圧94/60mmHg:昇圧薬投与下<。 SpO 98%:FO 0.5で人工呼吸器装着<。瞳孔は左右とも径6mmに拡大して固定 2 I 2 している。角膜反射、咽頭反射および咳反射がない。顔面の疼痛刺激に対して体動 はなく瞳孔も無反応である。 脳死判定のためにさらに行うべきなのはどれか。

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