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Certia
必修問題

医師国家試験 第116回 問100

100 / 400

48歳の女性。右上肢の運動障害を主訴に来院した。昨晩飲酒後、食卓の椅子で 右の肘掛けにもたれかかって寝たところ、目が覚めると右手関節の背屈ができなく なっていたため受診した。既往歴に特記すべきことはない。意識は清明。身長165 cm、体重53kg。体温36.3°C。体表に外傷はない。橈骨動脈は両側で良好に触知 する。頸部痛はない。右手背に感覚鈍麻がある。右手関節の背屈ができず、右手指 のMP関節の伸展ができない。上下肢の他の筋力は正常である。 障害が疑われるのはどれか。

正解と解説

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正解 e

橈骨神経

飲酒後に上腕を椅子の肘掛けで長時間圧迫したことによる橈骨神経麻痺(いわゆるSaturday night palsy)です。橈骨神経は上腕骨の橈骨神経溝を走行するため圧迫を受けやすく、手関節と手指MP関節の伸展障害による下垂手と、手背橈側の感覚障害を生じます。尺骨神経麻痺では鷲手と小指側の、正中神経麻痺では猿手と母指側の感覚障害となり、分布が異なります。

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