午前 第9問 / 70
司法書士試験 (多肢択一式) 2025年度 午前 第9問
民法
即時取得に関する次のアからオまでの記述のうち、判例の趣旨に照らし誤っているも のの組合せは、後記1から5までのうち、どれか。 ア A所有の甲動産をAから預かっていたBが、甲動産がBの所有であると過失なく信 じているCに対して甲動産を売却し、以後BがCのために引き続き甲動産を保管する 意思を表示した場合には、Cは、甲動産を即時取得する。 イ A所有の甲動産をAから預かっていたBが死亡し、甲動産がBの所有であると過失 なく信じているCが、Bを相続し、甲動産の占有を承継した場合には、Cは、甲動産 を即時取得する。 ウ A所有の甲動産をAから預かっていたBが、甲動産がBの所有であると過失なく信 じていたCとの間で甲動産の売買契約を締結した後、Cが、甲動産についてBが無権 利であることを知り、甲動産の現実の引渡しを受けた場合には、Cは、甲動産を即時 取得することができない。 エ A所有の甲動産をAから預かっていたBが、甲動産がBの所有であると過失なく信 じているCのために動産に質権を設定し、Cに甲動産の現実の引渡しをした場合に は、Cは、甲動産について質権を即時取得する。 オ A所有の甲動産を盗んだBが、甲動産がBの所有であると過失なく信じているCに 対して甲動産を売却し、現実の引渡しをした場合には、Aは、その盗難から2年間 は、Cに対し、甲動産の返還を求めることができる。
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