病態・薬物治療
薬剤師国家試験 第105回 問302
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58 歳女性。左乳がんと診断され、摘出術を受けた後、AC(ドキソルビシ ン塩酸塩 + シクロホスファミド水和物)療法 4 コースが施行された。 1 年後に再 発、転移が確認されたため、週 1 回のパクリタキセルを用いた治療の導入のため入 院し、 2 コース目からは外来にて治療継続となった。再発時から切られるような鋭 い強い痛みが出現しており、患者の希望により以下の鎮痛薬が処方されている。 肝、腎機能は正常である。 (処方) ロキソプロフェンナトリウム錠 60 mg 1 回 1 錠( 1 日 3 錠) 1 日 3 回 朝昼夕食後 14 日分 オキシコドン徐放錠 5 mg 1 回 1 錠( 1 日 2 錠) 1 日 2 回 8 時、20 時 14 日分 5 コース目の来院時に、指先がしびれて感覚がなくなり、電撃痛があると患者か ら訴えがあり、鎮痛薬の追加について薬剤師が相談を受けた。 この患者に生じた電撃痛に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 1, 5
痛みの伝導路が損傷されている。 / 軽微な接触刺激でも痛みが誘発される。17
電撃痛は神経障害性疼痛の特徴的な症状であり、末梢神経の損傷部位における異常興奮によって痛みの伝導路自体に異常が生じることで生じる。通常では痛みを引き起こさない軽微な接触刺激でも痛みが誘発されるアロディニアを伴うことが多く、本症例はパクリタキセルによる末梢神経障害が示唆される。