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問116 / 400

医師国家試験 第115回 問116

必修問題

59歳の男性。1時間持続する前胸部痛のために救急車で搬入された。 現病歴 : 1か月前から階段昇降時に前胸部絞扼感を自覚していたが、安静にする と5分間ほどで消失した。本日早朝に前胸部絞扼感で覚醒した。しばらく我慢して いたが次第に増強し、自力で歩けなくなったため救急搬送された。 既往歴 : 5年前から高血圧症で降圧薬を服用している。 生活歴 : 自営業。喫煙は20本/日を39年間。飲酒はビールを500mL/日。 現 症 : 意識は清明。身長168cm、体重82kg。体温36.6°C。心拍数104/分、 整。血圧160/94mmHg。呼吸数24/分。SpO 96%:room air<。冷汗を伴い、四肢 は冷たい。心雑音はないが、奔馬調律を聴取する。呼吸音に異常を認めない。腹部 は平坦で、肝・脾を触知しない。下肢に浮腫を認めない。 検査所見 : 心電図では明らかなST-T変化を認めない。 急性心筋梗塞を疑い、心筋トロポニンTを測定することとした。発症からの時 間経過から感度は60%、特異度は90%であるとする。この患者の検査前確率を 80%と考えたが、結果は陰性であった。 陰性結果にもかかわらず急性心筋梗塞である確率はどれか。

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